言葉の肯定
ゲイリー・チャップマン博士が提唱する5つの愛の言語のひとつ
言葉の肯定は、ゲイリー・チャップマン博士(1992年)が提唱した5つの愛の言語のひとつです。この愛の言語を第一とする人は、愛情や感謝、励まし、褒め言葉を言葉で受け取ったときに最も愛されていると感じます。彼らにとって「愛してる」「誇りに思うよ」「よくやったね」という言葉は、ただ嬉しいだけのものではなく、なくてはならないものです。言葉による肯定がないことは、愛そのものが欠けているように感じられます。
これがあなたの愛の言語であるサイン
📝優しいメッセージを保存して読み返す▼
褒め言葉や愛のメモ、励ましのメッセージがあなたにとって何よりも大切です。優しいメッセージのスクリーンショットを撮ったり、カードを何年も保管したりすることもあります。
💔きつい言葉に深く傷つき、長く引きずる▼
批判や侮辱、皮肉な口調でさえ、何日もあなたを傷つけることがあります。会話が終わったあとも、傷つく言葉が頭の中で繰り返されます。
🗣️頻繁に人を褒め、励ます▼
自然と言葉で感謝を伝えます。友人に「素敵だね」と言い、同僚の仕事を褒め、「愛してる」とよく口にします。
😶パートナーの沈黙が拒絶のように感じる▼
パートナーが言葉で愛情を表現しないと、たとえ他の形(プレゼントや行動)で愛を示していても、愛されていないと感じてしまいます。
📖書かれた言葉に心を動かされる(手紙、詩、歌)▼
ラブレターや心のこもったカード、意味のある歌詞の曲が深く響きます。丁寧に書かれたメモ一枚で一週間が明るくなることもあります。
「言葉の肯定」の人を愛する方法
- •「愛してる」「感謝してる」と毎日伝える。相手が分かっているはずと決めつけない
- •思いがけない場所にメモを残す(お弁当袋、洗面所の鏡、車の中)
- •褒めるときは具体的に。「よくやったね」ではなく「あのプレゼン、〇〇の部分が素晴らしかった」と伝える
- •相手が辛いときに励ましのメッセージを送る
- •人前で相手を認め、褒める
- •批判は丁寧に、注意深く伝える。きつい言葉は不釣り合いなほど大きなダメージを与える
職場における「言葉の肯定」
職場では、言葉の肯定を大切にする人は言葉による評価があってこそ力を発揮します。「よくやった」とはっきり言ってくれる上司を必要とし、良い成果は自然と伝わるはずだと思われることを望みません。褒め言葉に動機づけられ、きつく伝えられた批判に落ち込み、前向きなフィードバックで活力を得ます。自然と人を励ますため、チームの士気を高める存在になります。
相性
言葉の肯定は「一緒に過ごす時間」と相性が良い関係です(どちらも直接的な感情のつながりを大切にするため)。一方、「行動による奉仕」を愛の言語とするパートナーとは摩擦が生じることがあります。相手は言葉ではなく行動で愛を示すため、「口先だけ」に感じてしまうことも。大切なのは、パートナーの愛の言語が違うだけで劣っているわけではないと理解することです。
よくある質問
言葉の肯定の具体例は?▼
「あなたが成し遂げたこと、本当に誇りに思う」「あなたのおかげで毎日がより良くなる」「あなたの考え方が好き」「いつもそばにいてくれてありがとう」「今日もきれいだね/かっこいいね」。一般的な褒め言葉より、具体的で心のこもった言葉のほうが響きます。
言葉の肯定を大切にする人にどう愛情を示せばいい?▼
言葉で積極的に表現しましょう。「愛してる」と頻繁に伝え、感心した具体的なことを褒め、手書きのメモを残し、励ましのメッセージを送り、人前で認めてあげてください。きつい批判や皮肉、無視は避けましょう。言葉の肯定を大切にする人には深く傷つく行為です。
言葉で気持ちを伝えるのが苦手な場合は?▼
小さく始めましょう。一日ひとつ、心からの褒め言葉を。励ましのメッセージを送るためスマホにリマインダーを設定するのも一つの方法です。話すより書くほうが楽なら、メモを書いてみてください。「よくやったね」という一般的な言葉より、「〇〇に気づいたよ」という具体的な褒め方を練習しましょう。繰り返すうちに自然にできるようになり、相手もすぐに気づいてくれます。